土地を購入する際の注意点とは?確認すべき6つのポイント

2022.10.202023.12.26
土地のことがwakaru
土地を購入する際の注意点とは?確認すべき6つのポイント

土地や家というのは人生の中でも特に高い買い物です。そしてそこに何十年も住むことになるのですから、絶対後悔はしたくないものです。

そこで今回は、土地を購入する際の注意点についてご紹介します。最適な土地を購入する方法についても解説していますので、土地購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

カタログ請求

1.土地の購入時に気を付けたい6つの注意点

土地の購入時に気を付けたい6つの注意点

土地を購入する際に気を付けて欲しい注意点は次の6つです

  • ● 災害に強い土地か確認しておく
  • ● 家を建てられる土地か、区域を確認しておく
  • ● 高低差や地盤の強さを確認しておく
  • ● 道路との位置関係を確認しておく
  • ● インフラが整備されているかを確認しておく
  • ● 土地購入にかかるお金も確認しておく

それぞれの詳細についてみていきましょう。

1-1.【注意点①】災害に強い土地か確認しておく

折角土地を購入しマイホームを建てたのに、災害にあって倒壊となってしまっては後悔しか残りません。購入したい土地を絞った後は、その土地が災害に強いか確認しましょう。

災害と一口にいっても家屋に大きな被害を与えるものは、地震・台風・豪雨などさまざまです。

地震は耐震構造や制震構造などの家を建てることで対策も取れますが、そもそも地盤が脆弱であれば、地盤沈下や液状化などの恐れもあります。

地盤などに関しては正式な地盤調査を行い、地盤改良などの地盤補強工事を行うことができるほか、過去の土地履歴を調査することも必須と言えます。また、国や市町村が公開しているハザードマップも確認して災害の危険性を把握しておくことで、より安全な土地かどうか判断することができるでしょう。

【注意点②】家を建てられる土地か、区域を確認しておく

土地さえ購入すれば、どこでも家を建てられるというわけではありません。

基本的に家を建てられる区域と言うのは、都市計画法が定めるところの「都市計画区域」、さらにはその中の「市街化区域」です。この「市街化区域」は「用途地域」が定められており13種類に区別されています。

これはさまざまな用途の建物が混在することが無いようにするためです。地域によって建築できる建物の種類や用途・容積率・建ぺい率などの基準や規制が「建築基準法」で定められており、周囲環境を知る目安にもなります。

第一種低層住居専用地域 1~2階建ての低層住宅が立ち並ぶ住宅街が多い地域
第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域 主にマンションを中心とする中高層住宅のための地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域 住居専用地域ではないため、住宅や商業施設、工場などが混在している市街地が多い
第二種住居地域
準住居地域 主に幹線道路沿いのエリアが多い
近隣商業地域 近隣の住人が買い物するための施設が多い
商業地域 大型商業施設、業務施設が多い
準工業地域 主に軽工場が多い
工業地域 どのような工場も建てられる地域
工業専用地域 工場専門の地域であり、住居は建てられない。
田園住居地域 都市農地のあるエリアにおいて、市街地と農地の共存を図るための規制がなされている。

工業専用地域以外は基本的に住宅を建てられますが、住みやすさで言えば1階~2階建ての建物が建ち並ぶ低層住居専用地域や、マンションのような中高層住宅が建ち並ぶ中高層住居専用地域がおすすめです。

1-3.【注意点③】高低差や地盤の強さを確認しておく

購入する土地が周囲よりも低い地盤の場合、大雨や洪水で浸水しやすいのは言うまでもありません。そうなると、他の土地ではさほど被害が無くても、購入した土地は甚大な被害が起きる可能性があります。

■高低差が大きいと宅地造成費でコストがかかる

隣地や道路との高低差が大きいと擁壁を設けなくてはならないケースがあります。擁壁を設けるため、宅地造成費が想定よりもかかってしまい予算オーバーになる場合もあるので注意が必要です。

擁壁とは高低差のある土地の斜面が崩れないように、斜面を安定させるための鉄筋コンクリートやコンクリートブロックなどで斜面を壁状に覆います。高低差があるほど工事が大規模になるため費用が高額です。

そのため土地の高低差や工事に堪えうる地盤の強さがあるか、しっかりと把握しておきましょう。

1-4.【注意点④】道路との位置関係を確認しておく

建築基準法では土地と道路の関係が定められており、これを接道義務といいます。家を建てるには接道義務を満たさなくてはいけません。

■接道義務

住宅用の土地には、幅が4m以上の道路に2m以上接していなければ建物を建築できない「接道義務」が設けられています。

しかし、建築基準法が制定される前に建てられた住宅には、幅4m未満の道路に接している土地もあるでしょう。道路幅が4m未満の場合、道路の中心線から2m後退したところを道路境界線とみなす「セットバック」という規制が発生します。セットバック分だけ土地が削られることになりますので注意しましょう。

セットバックとは?幅の条件や要セットバック物件購入時の注意点

■消火栓が近くにある

道路交通法により、消防用機械器具の置き場や消防用防火水槽のある5m以内の部分には駐車ができません。そのため、駐車などがしにくくなる可能性があるので注意が必要です。

1-5.【注意点⑤】インフラが整備されているかを確認しておく

上下水道・電気・ガス・通信など、当たり前に思っている施設ですが、土地によっては設備ができておらず新たに設備を引いてくる必要性があります。

都市ガスとプロパンガスでは、トータルコストで都市ガスの方が安くすみます。このように、インフラの整備された土地の方が新たに設備を引くコストを削減できるだけでなく、長い目で見ると生活費を抑えることができると覚えておきましょう。

1-6.【注意点⑥】土地購入にかかるお金も確認しておく

土地を購入する際、必要な金額は土地代だけではありません。

固定資産税や不動産取得税・印紙税・登録免許税のほか、前述した補強や擁壁工事やインフラ工事など、土地代以外にもさまざまな費用がかかってきます。

購入時にかかる費用は土地次第ですので一概には言えませんが、土地の購入は土地代だけではないことは覚えておきましょう。その上で、トータル的に見てどの土地が一番お得なのか、きちんと見極める必要があります。

土地購入の際にかかる費用に関しては、こちらで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

土地購入時・購入後にかかる11の諸費用を徹底解説!

2.注意点をふまえて最適な土地を購入する方法

注意点をふまえて最適な土地を購入する方法

最後に土地購入で失敗しないために、最適な購入方法について解説します。

土地を購入するときに実践してほしい方法は次の2つです。

  • ● 譲れない条件を決める
  • ● 専門家に相談する

それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

譲れない条件を決める

マイホームの購入のために土地を探す場合、まず大事なことは「これだけは譲れない」という絶対条件を決めることです。

マイホームを建てるのに際し、土地購入の決め手となるポイントは概ね「生活の利便性」と結びつきます。表にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

通勤・通学時間 最寄り駅までの距離 職場・学校までの距離
買い物 スーパー・コンビニが近くにあるか 大型商業施設があるか
周囲の環境 騒音があるか 嫌悪施設があるか
土地履歴 浸水・洪水被害があるか 土壌汚染があるか

「通勤・通学にかかる時間をできるだけ短くしたい」「近所にスーパーがあるところがいい」「静かな場所に住みたい」「災害の危険性が少ない場所が良い」など、土地を探すとなると希望は次々でてきます。

自分の希望にぴったりの場所があるのがベストですが、100%希望通りの土地を見つけるのは難しいです。そこで「何を一番大事にするか」優先順位を決めておくことで、よりスムーズに土地探しをすることができるでしょう。

2-2.専門家に相談する

土地は一生涯の買い物であり、長く住み続けることを考えれば絶対に後悔したくない買い物です。ですが何度も購入できるものではないので、知識やノウハウが無く不安に思うことも多いでしょう。

土地に関しての知識やノウハウに関してまとめた記事もありますので、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

土地探しのコツ4つ|土地のチェックポイントとおすすめの相談先

ここまで注意点を上げてきましたが、より自分にぴったりの土地を探すなら、専門家に相談するのも一つの手段です。不動産会社やハウスメーカーなど「プロ」の意見を参考にしつつ、希望の土地情報を収集してみてください。

まとめ

今回は土地を購入する際の注意点を6つ紹介ました。

  • 災害に強い土地か確認しておく
  • 家を建てられる土地か、区域を確認しておく
  • 高低差や地盤の強さを確認しておく
  • 道路との位置関係を確認しておく
  • インフラが整備されているかを確認しておく
  • 土地購入にかかるお金も確認しておく

本記事で紹介した注意点を十分に理解して土地探しを始めることで、良い土地かどうかを判断できるでしょう。

広島建設では、50年以上、地域密着でお客様の理想を叶える家づくりをしてきました。千葉・東京・埼玉で土地探しを始めようと考えている方は、プロの視点で土地探しをサポートいたしますので、ぜひご相談ください。