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2020/11/30

コラム

注文住宅の坪単価って何?算出方法や相場を解説

注文住宅の坪単価って何?算出方法や相場を解説
  1. 坪単価とは
  2. 坪単価の算出方法
  3. 注文住宅の坪単価の相場
  4. 坪単価による家の違い
  5. 坪単価を下げる方法

坪単価とは

注文住宅における坪単価を紹介するまえに、まずは不動産の基本としての「坪単価の意味」について紹介しましょう。

そもそも坪単価とは、1坪(約3.3㎡)あたりの建築費用を指す単語です。分かりやすく言えば、「タタミ2畳分あたりの建築費用」となり、家を建てる際の費用の目安として使用されます。

例えば、同じ広さの家であっても、デザイナーズマンションや高級住宅のように、部屋数が多い複雑な設計をした家であれば、建築費用が高くなるため比例して坪単価も高くなります。反対に、設計がシンプルな規格住宅のような家であれば、建築費用も安くなるため坪単価も相応に低くなるのです。

このほか、家の素材や住宅設備などによっても建物の価値は大きく変化するため、それに合わせて坪単価も変動します。

簡単に言えば、「高級住宅ほど坪単価は上がり、安価な住宅ほど坪単価は下がる」傾向にあります。

以下の項では、具体的な坪単価の算出方法について詳しく紹介します。

坪単価の算出方法

A

本体価格

÷

延床面積

=

坪単価

B

本体価格

÷

施工床面積

=

坪単価

3,000万円

÷

60坪

=

50万円

先に挙げた通り、坪単価は1坪あたりの建築費用のことなので、家の本体価格を延床面積(建物各階の床面積の合計値)で割ることで算出できます。上図の通り、本体価格が3000万円で、延床面積が60坪の家があった場合、坪単価は50万円となる計算です。

ただし、この坪単価の算出方法は「住宅メーカーごとにルールが決まっていない」ため、同じ住宅であっても算出される数値が住宅メーカーで異なるケースもしばしばです。

延床面積(のべゆかめんせき) 玄関や押し入れ、ウッドデッキなどを含まない建物各階の床面積
施工床面積(せこうゆかめんせき) 玄関や押し入れ、ウッドデッキなどを含む建物各階の床面積

例えば、坪単価の算出をする際に、メーカーによっては延床面積ではなく「施工床面積」を使用することもあります。

延床面積とは「建物各階の床面積」のことですが、この床面積には玄関やベランダなどが含まれていません。一方、施工床面積には、これらの場所をすべて含んだ床面積となるため、延床面積と施工床面積とでは、広さが異なります。面積が異なれば、当然算出される坪単価も変化するというわけです。

また、家の本体価格に関しても「建物の全体の値段」という判断のもと、坪単価を計算しているメーカーもあれば、水道工事やエアコンの設置費のように本来は家の本体価格に含まない部分(別途工事費として算出されます)を合算して坪単価を計算するメーカーなどもあります。この曖昧な計算基準が、坪単価の考え方をややこしくしているのです。

結論としては、住宅を購入するうえで、坪単価だけを見て家の価値を判断するのは避けた方が賢明でしょう。そのうえで、ハウスメーカーや工務店に対して「何を基に坪単価を算出しているのか」、「坪単価には何が含まれているのか」を確認すれば、坪単価の考え方が把握しやすくなります。

注文住宅の坪単価の相場

注文住宅の坪単価の相場

注文住宅における坪単価は、家を建てる場所や設計方法によって変化しますが、おおむね50万円から80万円前後が相場となっています。

このほか、「注文住宅を依頼する業者」によっても、坪単価の相場が変動するケースも少なくありません。例えば、大手ハウスメーカーに注文住宅を依頼した場合、住宅設備のグレードが高い高級住宅を設計できるぶん、坪単価も80万円や90万円前後の高めの数値が算出されやすくなります。反面、ローコスト住宅を売りにしているメーカーの場合は、シンプルな設計の住宅を取りそろえているため、坪単価も低めに30万円前後の数値となりやすくなるのです。

このほか、大手ハウスメーカーは事業としてモデルハウスの維持費や、住宅開発における耐震実験などの費用が発生しやすく、これらを補うために注文住宅の費用が高くなりやすいという特徴があります。結果的に、町の工務店に注文住宅を依頼するよりも大手ハウスメーカーのほうが坪単価も高く算出される傾向にあるのです。

メーカーごとに算出方法が異なるだけではなく、上記のように、様々な要素が折り重なって坪単価は割り出されます。したがって、繰り返しになりますが、「家の価値」をはかる際に坪単価だけを判断基準とするのは避けることをおすすめします。

坪単価による家の違い

坪単価 建てられる注文住宅の例
30万円~40万円台 建売住宅、ローコスト住宅などシンプルな設計の注文住宅。
50万円~60万円台 木造住宅。システムキッチンなどグレードの高い設備も設置可能。
70万円~80万円台 鉄骨造住宅、大手ハウスメーカーの注文住宅など。
90万円以上 鉄筋コンクリート造(RC造)住宅、フルオーダー住宅など。

あくまでも目安ということを考慮しつつ、坪単価による家の違いを図にすると上記の通りになります。

端的に言えば、坪単価が高くなればなるほど希望通りの注文住宅を立てやすくなりますが、すべての望みを叶えようとすると青天井で費用が高くなってしまいます。そのため、注文住宅を建てる際は、準備できる予算に加えて先の項で紹介した坪単価の計算方法を基に、「どのくらいの坪単価が適切か」を知っておくのが理想です。

とはいえ、予算内に抑えたうえで最適な家を建てるのは、家づくりの知識がないと困難であることも事実です。まずは、具体的な予算を基に工務店やハウスメーカーと相談をしながら、「予算内でどんな家を建てられるか」、「どこまで希望に近い家にできるか」などを決めることをおすすめします。

坪単価を下げる方法

坪単価を下げる方法

最後に、できる限り予算を抑えて注文住宅を作りたいという方のために、坪単価を下げる方法を紹介しておきましょう。

前述した通り、複雑な設計よりもシンプルな家であれば本体価格は安くなるため、比例して坪単価も低くなります。同様に、鉄骨やRCよりも本体価格が安い木造住宅を選ぶのも良い方法です。

また、費用のかさみやすい大手ハウスメーカーを選ぶよりも、地域密着型のハウスメーカーを選んだほうが、坪単価を大きく抑えやすくなるでしょう。

このほか、キッチンやバスルームのような設備のグレードを下げたり、壁紙(クロス)を安価なものに切り替えたり、様々な方法で坪単価を下げることができます。

より分かりやすく言えば、住宅建設に関わる設備費の節約はそのまま坪単価を下げることに繋げられるのです。浮いた予算で庭にウッドデッキを増設したり、リビングの窓を増やしたり、別の場所にあてがうのも良い方法と言えるでしょう。

ただし、極端に坪単価を下げようと試みた結果、かえって住み心地が悪くなってしまったり、耐久性に問題が出てメンテナンスに費用がかさんでしまったり、後々になって大きな問題が発生することもあります。

そのため、注文住宅を建てるうえでは、坪単価の高さや安さだけに囚われず、「予算内で快適な注文住宅を作る」ということを念頭に家づくりにチャレンジしてみてください。

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