縦の空間で家族がつながる|シンボルツリーのある家
お子さまの個室を望んだI様は、シンボルツリーが中心の3階建て戸建てを検討。3階建てを活かした縦空間の繋がりで、いつでも家族を近くに感じられるお住まいです。
縦の空間で家族がつながる|シンボルツリーのある家
お子さまの個室を望んだI様は、シンボルツリーが中心の3階建て戸建てを検討。3階建てを活かした縦空間の繋がりで、いつでも家族を近くに感じられるお住まいです。
I氏邸
元々、市内の賃貸アパートで暮らしていました。子どもの中学校への進学を機に「1人部屋をつくってあげたい」という思いから、一戸建てを検討し始めました。
主人の実家がある千葉県か、住み慣れた埼玉県か。どちらに住むか悩みましたが、両親も一緒になって土地を探してくれたおかげで、私たちの理想の土地と出会うことができました。抽選での土地購入でしたが、当選できて本当に嬉しかったです。
広島建設さんに決めた大きな理由は2つあります。
ひとつめは、別のハウスメーカーさんでほぼ契約する流れになっていたのですが、「こんなにとんとん拍子で決めていいものなのだろうか・・・」と不安になり、第三者の意見を聞くため、建築会社を紹介してくれるお店へ相談に行きました。
そこでいくつか紹介してもらったうちの一社が、広島建設さんです。
当初は社名を存じ上げていなかったのですが、営業さんの優れた提案力とコストパフォーマンスの良さに惹かれました。会社の規模感・保証・地震対策など、すべてにおいてバランスが取れていたのが決め手でした。
そしてもうひとつ。主人の両親が15〜20年ほど前に注文住宅を検討した際、候補のひとつが広島建設さんだったんです。当時は別のメーカーで建てることになったそうですが、担当してくれた社員さんがとても親身に対応してくださり、強く印象に残っていたようでした。
「それだけスタッフの方の対応が素晴らしい会社であれば・・・!」と、主人の両親への恩返しのような気持ちもあり、セナリオハウスでの家づくりをお願いすることにしました。
流行りのネイビーや黒ではなく、あえてモスグリーンの塗り壁を選びました。
色は他とも迷ったのですが、設計さんからおすすめしてもらったものです。
カフェのようなデザインが気に入ったのと、シンボルツリーとの相性も抜群で、この色にして本当によかったです。
ビルトインガレージは、車止めの後ろ側に少し広めのスペースを設けていて、子どもたちの自転車置き場としても活躍しています。
雨の日でも濡れることなく出し入れができるので、とても便利で気に入っています。
【 1階玄関・SIC-A・SIC-B 】
玄関は、通りから丸見えにならないよう、少し引っ込めてプライバシーを守れる設計にしました。入ってすぐの階段下には、コルクボードのようなアクセントクロスがポイントのSICがあり、キャンプ用品などを仕舞っています。
もう一つのSICは、主に家族動線となっていて、可動棚付きで靴をたっぷり仕舞うことができます。2WAY動線になっているのもポイントです。
土間の一部にはすのこを設置しました。Instagramで見かけて以来、ずっと憧れていたものです。足ざわりが良く、土間ホールのアクセントになっています◎。土間の突き当りにはコンセントを設けたので、インテリアを置いて楽しむこともできます。
【 1階WIC・洗濯室・脱衣室・浴室 】
洗濯室は、家事が効率よくできる場所です◎。乾いた服はそのままファミリークローゼットに収納できます。サッカーで汚れた長男のユニフォームなども、スロップシンクで気兼ねなくゴシゴシ洗えるのがお気に入りです。
浴室は、展示場でみて気に入った、木目の壁パネル×黒の浴槽をそのまま採用しました。
【 1階トイレ 】
ブラウンカラーのアクセントクロスを採用しました。2階にもあるので、就寝前や起床後に混み合うこともなく安心です。
Instagramで、私好みの家に出会ったんです。大人っぽく無骨なインダストリアルデザインに惹かれ、天井のパネリングや内外を一体にした間取りなど、理想のイメージを設計さんに伝えました。
【 LDK 】
LDKは空間が緩やかに分かれるように、リビングは床を下げて、天井は吹抜けにしています。一方で、ダイニングは床を上げ、天井にはレッドシダーのパネリングを採用しました。
床を上げたことで、ベンチとして使えるようになっていて、子どもの友達や親戚などが集まったときも座る場所に困りません。ダイニングの手すりが空間の良いアクセントになっています。
【 キッチン 】
キッチンは、ペニンシュラ型を採用。カラーは悩みましたが、展示場で採用されていたアッシュベージュにしたことで、空間全体に優しい色合いが馴染んだと思います。カウンター部分には椅子を置いていて、普段の食事はそこで済ますことも多いです。
この場所は本当に居心地が良くて、私(奥様)はここで過ごしている時間が一番長いかもしれません。
【 シンボルツリー・バルコニー 】
シンボルツリーは、家を建てるときから取り入れようと決めていたもの。1階から3階の中庭にあり、家のシンボル的な存在です。
以前の賃貸暮らしのときにも、主人がベランダの緑をみてリラックスしていたので、念願の「バルコニー×シンボルツリー」が実現できて嬉しいです。
どの木にしようか迷ったのですが、「アオダモ」の木をセレクトしました。マンションのエントランスなどでよく使われているもので、細い枝と葉がライトアップされると、陰影がとても綺麗です。親戚の植木屋さんに頼んで探してもらい、搬入のときはクレーンで上から吊るして植えてもらいました。
【 2階書斎 】
キッチン横には、主人の仕事スペースとして書斎を設けました。
LDK内にあるので、家族の気配を感じながら過ごせますし、在宅勤務でのオンライン会議も、後ろが壁なのでプライベート空間の映り込みが気にならないのがありがたいです◎。
【 2階洗面ホール・トイレ 】
洗面ホールは、LDKと行き来しやすい2階に。その隣にはトイレを配置しました。
朝の忙しい時間帯は、洗面台が混み合うこともあるので、キッチンや1階のスロップシンクも活用しています。
【 3階フリースペース 】
3階には、小上がりの畳スペースがあります。通称「マンガ部屋」と呼んでいて、子どもの友達が遊びに来たときに、マンガを読んだり、テレビゲームをしたりするのにぴったりの場所です。
家族みんな銭湯好きということもあり、畳の方がまったりできるかも、、と、半畳タタミを採用しました。つくってよかった、お気に入りのスペースです!
【 3階洋室 】
子どもたちには、それぞれ約5帖の部屋を用意しました。壁の一面には、子どもたち自身が選んだアクセントクロスを貼っています。
中学生の長男は、すでに家具を揃えていて、自分好みの空間を楽しんでいます。
小学生の娘も、今後この部屋で過ごす時間が増えてくるのかな、、と楽しみでいっぱいです!
理想としていた家が完成して、担当の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
フロア分けしたLDKは、家族みんなが集まって過ごすことができ、「今日はここで食事をしようか」とキッチンのカウンター・ダイニング・バルコニーなど、その日の気分に合わせていろいろな空間で家族の時間を楽しんでいます。
これからも、この居心地のよい住まいを大切にしていきたいと思います。