柏みどりこども園
【柏みどりこども園】改築工事 4月の様子
2022/5/14
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特建事業部のつぶやき
柏みどりこども園
2022/5/14
やっと暖かい春が来たと思ったら、
なかなかに寒暖差の激しい日が続いた4月でしたね。
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
現場では急な寒さや暑さに翻弄されながら
先月に引き続き、鉄筋工事に取り掛かっていました。
場所によっては10本以上も太い鉄筋が入っている所があります。
多くの鉄筋が入っている場所はそれだけ力がかかる場所になるので、より正確に鉄筋を組む必要があります。
鉄筋工事が終わりに差し掛かると型枠工事に移ります。
「型枠」とはドロドロのコンクリートを綺麗な形で固めるための型のことです。
私たちが手掛ける建物の多くは、一つ一つ建物の形状が異なりますので、
同じ型を使い回すことができません。
多くの場合は、設計図を元に工場や作業場で細かくパーツ分けしたものを現場に運び入れ、
プラモデルのように組み立てていきます。
鉄筋を挟み込むようにパネル状の型枠を立て終わると
いよいよコンクリートの流し込みが始まります。
コンクリートを型枠に流すことを建築では「打ち込む」「打設」と言いまして、
そのコンクリート打設に欠かせないのが「コンクリートポンプ車」です。
工場からミキサー車で運ばれてくるコンクリートを
そのままミキサー車から打設することができれば良いのですが、
現場の多くは道路との高低差や車両が入らない場所にあります。
そこで、ホースが付いたアームを打設したい場所まで伸ばして
コンクリートを送り込むことができるポンプ車が活躍するのです。
コンクリートがある程度固まりましたらパネル状の型枠を外していきます。
今回打設した部分は基礎なので次は床部分を打設することになりますが、
その前に掘り下げた部分をもう一度土で埋め戻す必要があります。
埋め戻しの際の注意点として、
ただ土を入れるだけでは雨や上に建てる建造物の重みによって再度沈んでしまうことがある為、
土を入れた後に上から荷重をかけて押しつぶし、何層かに分けて固い地面を作っていきます。
当現場では7月頃までこのサイクルを繰り返していくことになります。
長い工事期間の中でも、このサイクル中は現場が忙しくなります。
忙しさに加え、暑い季節となるため作業員の健康管理の重要性も高まります。
より一層気を引き締めて施工管理をしてまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。