柏市末広町事務所ビル
【柏市末広町事務所ビル】ようやく内装工事に着手です!
2025/5/09

BLOG
特建事業部のつぶやき
柏市末広町事務所ビル
2025/5/09
みなさん、こんにちは。
春になり、新しい環境に身を置く人も増え、
街が活気で溢れているように思いますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
関東周辺は、桜の季節もあっという間に過ぎ去ってしまいましたね、、。
この時期は花粉も多いので、外での作業はなかなか大変です。
現場では鼻のムズムズと戦いながら、みんなで作業をおこなっています。(笑)
さて、【千葉県柏市末広町事務所ビル新築工事】は6階の床までコンクリートの打設が完了し、内装工事を始めました!
今回のブログでは、内装工事の中でも、「壁がどのように作られていくのか」について紹介していこうと思います!
こちらは、建物の全体写真です。
壁の内側の断面は、このようになっています。
壁の内装工事に入るにあたり、まずはウレタンフォーム(断熱材)を、コンクリートの壁に直接吹き付ける作業をおこないます。
トラックに積んであるウレタンフォームの材料をホースに繋ぎ、空気の圧力でガンから放出して吹き付けていきます。
(コンクリート壁面の、ピンクの箇所がウレタンです。吹き付け箇所は、内壁側全体・梁下・梁横・床の梁出幅分です。)
吹き付けた際は、もくもくと大きくなっていき、時間が経つと固くなります。
ウレタンフォームの次は、LGS(壁や天井の下地材として使われる軽量鉄骨)を建て込んでいきます。
(※銀色の、牢屋のようになっている部分がLGS)
壁の柱は「スタッド」と呼び、
そのスタッドを建てるための上下のレールを「ランナー」と呼びます。
スタッドの変形を防ぎ、強度を保つために「スペーサー」というものが仕込まれています。
上の写真は、決まった間隔でしっかりと入っているのが確認できますね!
赤丸で囲われているものは、家具などを取り付けるための下地材です。
LGS工事の際、コンセントとなる箇所に、コンセントボックスを先に仕込んでおきます。
こちらの作業は、電気屋さんにお願いしています。
LGS工事が終わったら、LGSの間に高性能グラスウール(断熱や遮音に優れているもの)を敷き詰めていきます。
これは、通常のグラスウールよりも繊維が細くなっており、密度が高くなっています。
見た目はふかふかですが、ガラスを主原料としているので素手で触るとチクチクするんです!
グラスウールは、一般的には断熱材として使用しますが、この建物では遮音を目的としています。
LGS工事が終わり、せっこうボード張りが始まりました。
せっこうボードは、耐火性・防火性・遮音性に優れている、などの特徴があります。
最後は仕上げの壁紙などを張っていく流れになるのですが、この作業は工事の最後の方に行います。
普段目にすることのない壁の中はいかがでしたか?
みなさんからするとただの「壁」かもしれませんが、実は、こうしてたくさんの段階を踏んで作られているんです。
私は反抗期の時、家の壁に穴をあけたことがあるので、何とも言えない気持ちになりました…。
モノは大切に扱わなくちゃだめですね(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回のブログもお楽しみに!