柏市末広町事務所ビル
【柏市末広町事務所ビル】建物が約26mまで立ち上がってきました!
2025/6/19

BLOG
特建事業部のつぶやき
柏市末広町事務所ビル
2025/6/19
みなさん、こんにちは。
梅雨に入り、じめじめとした日が続いてますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
私は癖っ毛なので、ヘルメットを脱いだら髪の毛が爆発してしまいます。。。
さて、【千葉県柏市末広町事務所ビル新築工事】は7階の床まで打設が完了。
打設始めの頃、あれだけ高く感じたタワークレーンですが、作業中はすぐ近くに感じられるほど見晴らしがよくなってきました!
前回から内装工事について説明していますが
その中から、今回は軽天工事をご紹介します!
『軽天工事』とは、、、亜鉛メッキ鋼鈑(こうはん)の部材を使用して、天井や壁を造作することを指します。
別の呼び方で、「軽鉄工事」や「LGS工事」ともいわれます。
上の写真は、コンクリート打設前のものです。
天井の取り付けに先立ち、まずはコンクリートに埋め込まれる、『インサート(金属製の部品)』を仕込んでいきます。
このインサートには、黄色・緑・青、、、など様々な色があり、業者さんや用途によって色分けされています。
コンクリートの打設が完了し、型枠を外します。
すると、事前に仕込んでおいたインサートに、吊りボルト(天井材を吊り下げるためのもの)が取り付けられる状態になっています。
【吊りボルトの間隔】ボルト間:900mm以内 壁際のボルト:壁から150mm以内
に設置するよう定められています。
吊りボルトは全ネジ(頭部がないネジ部品)になっていて、
野縁受け(天井材を張るための細長い部材)を取り付けられるようになっています。
※野縁(のぶち):天井板などを張るため、下地の骨組みとなる細長い角材。
野縁受けの取り付けが終わったら、野縁受けに野縁を渡していきます。
野縁には、鉄板を加工した専用部材が使われており、部屋の幅に合わせてカットまたはジョイントして使用します。
最終的には写真(上)のような状態になります。
天井下地が出来上がったら、次はせっこうボードを張り付けていきます。
上記左の写真は、せっこうボード張りが完了した状態。
このあと、『準不燃天然木羽目板(仕上げ材)』を張っていきます。
右写真の『ロックウール化粧吸音板』は、応接室や会議室など声や音を発する部屋によく使われているものです。
こちらも直接ビスで天井下地に張り付けることが出来ないため、吸音板を張る前に、せっこうボードを張る作業をおこなっています。
これで天井は以上となります。
さて、今回のブログでは新しい言葉がたくさん出てきましたが、いかがでしたか?
余談ですが、、。
実は、この建物には一部、天井材を張り付けない『天井現し』の箇所があるんです。
この塗装に合わせて設備も黒くなっているのですが、個人的に、クールでとても気に入っています!
次回のブログもお楽しみに!