柏市立柏第四中学校
【柏市立柏第四中学校】解体工事が本格的にスタートしました!
2024/9/12
BLOG
特建事業部のつぶやき
柏市立柏第四中学校
2024/9/12
皆さんこんにちは。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日々が続いていますね、、、
「この暑さが10月半ばまで続くかも」というニュースを見てからというもの、秋の到来が待ち遠しい今日この頃です。
さて、【柏市立柏第四中学校校舎長寿命化改良工事】では、解体工事が本格的にスタートしました。
今回は、8月の工事の進捗状況についてレポートしていこうと思います!
8月は、第一校舎の内部解体及び、外部足場の組み立て、アスベスト除去などを行いました。
建物内部の解体では、間仕切り壁や天井、床などをすべて取り除き、躯体(建物の骨組み)だけにします。
間仕切り壁と天井を解体し、床はつり(床を壊してから、表面を綺麗に整える作業)を残した状態がこちらです。
床だけの状態になったら、モルタル下地(タイルやシートを綺麗に張れるよう、平滑な面にするためのもの)を取っていきます。
ここでは、7月にも登場した「はつり機」を用いて、モルタル下地を砕いて割って、躯体だけを残すようにします。
このはつり作業は、9月の半ば頃まで続きます。
8月には新たに除去工事も始まりました。
足場を組んだところから順に、
外壁のアスベスト(石綿のこと。耐火・断熱・防音などの効果をもたらす)を除去していきます。
ちなみに、みなさんもニュースなどで耳にしたことがあるかもしれませんが、、、
アスベストとは、20年ほど前まで建築材料として大量に使用されていた建材の一種です。しかし現在では、アスベストの粉塵が人体に健康被害をもたらす危険性があることから全面的に使用禁止となっています。
そういった理由もあり、専門の資格を有した業者のみが、アスベスト除去作業を許可されています。開口部の養生(破損防止の手当)や、立ち入り禁止の処置などをして、安全第一で除去を行います。
今回のアスベスト除去は、水圧を用いてアスベストを剥がし(ウォータークリーン工法)つつ、
同時に吸引することで、粉塵を飛散させない手法をとっています。
外壁のアスベストがきれいに除去されました。このような流れで外壁全面のアスベスト除去が行われます。
9月は、引き続き内部の解体とアスベスト除去、そして新たに設ける「エレベーター棟」の工事にも取り掛かっていきます。
そちらもまた、ブログで説明できればと思っております。
どうぞお楽しみに!